macOSのWi-Fi速度

ワイ・ファイ──基本は
信号強度の最大化。

有線LANとは違いWi-Fiだと不安定
Wi-Fiルータの信号強度を解説

信号強度はRSSI

RSSI(Received Signal Strength Indicator)は、端末がどれくらいの受信感度でアクセスポイントまたはルータと接続しているのかを示す値です。優れたWi-Fi速度を得るのに十分な信号かを判断できます。macOSでは画面上メニューのWi-Fiアイコンをオプションキークリックで詳細モードになります。

※iOSではアプリAirMacでWi-Fiスキャナオプションを使うと確認できます。

RSSI 値状態説明用途
-30 dBm最強最大信号強度。APと端末の距離がほとんど無い状態。
現実的ではなく無理して目指すものでもありません
-67 dBm良好非常に信頼性が高く、パケットのタイムリーな伝送を
必要とするアプリケーションのための必要信号強度
動画再生、ネットゲーム
-70 dBm普通信頼できる通信パケット伝送に必要な最小信号強度メール、WEB閲覧
-80 dBm悪い接続するのに必要な最小信号強度。通信パケットは
エラー補正が多発する可能性があります
-90 dBm使用不可ほぼ機能しない

端末でのRSSI値が -30 dBmから -67 dBmの間であれば信号強度に問題はないといえます。5GHzより2.4GHzが強度があることが多いです。

強度に問題なくても不安定という場合は、電波干渉やノイズの可能性があります。画像にも表示されてますが、ノイズ値とチャンネルと転送レートの3点に着目し下記の改善項目を検討します。

Wi-Fiルータの場所やアンテナ角度を変更
チャンネルを手動で変更する
5GHzをあきらめ2.4GHzで使う
メッシュや中継器で電波を増幅
反射板で電波を反射
古いWi-Fiルータなら買替を検討

詳細ついてはいつか記事にするつもりです。